辻仁成さんの地球カレッジに参加
第1回目の講師は大阿闍梨 塩沼亮潤さん
塩沼さんは、9年間、一日48キロの道のりを往復する超過酷な大峰千日回峰行を満行されたお坊さんです。
その後、9日間、水を飲まない、一切食べない、一切横にならない、寝ない、という修行もやり抜かれました。
今は宮城県の仙台にご自分のお寺を開いておられますが、ご自身はとっても、優しい、物腰の低い方です。
夜20時スタート
スタート前にチャットで聞きたいこと相談したいことなど入れることができました。
辻さんと塩沼さんのお話
辻さんの軽快なお話も楽しく、そして塩沼さんのとても優しいお声に聞き入ってしまいました。
塩沼さんは1000日、毎日48キロを歩くという修行を成し遂げた方。
熱があろうと、骨折しようと、その修行をやめることはできない。
もし辞めるのであれば腰にある短刀で腹を切らなければならない。
要するにワンチャンス!やるしかないのだ。
その毎日修行の中で、一度たりとも嫌だと思ったことは無いのだそうだ。
歩くことが嫌になってしまえば、自分の人生にその想いを刻むことになる、
大舞台に立った時
その時のことで自信が持てなくなってしまうからだそうだ。
じぶんでやろうと決めたこと!
後がない状態にする事でやり遂げることができる
そして決めたからにはネガティブな思いはなし!ということかな。
普通の人は、この修行をやろうとも思えないし、やることもできないと思います。
でも、それに変わる修行はないのかと言う問いに
2つありますとおっしゃった。
その一つは
イラっとした時、ムッとした時
その方向に向いた思い(矢印)を
すぐに反対の思い(矢印)に向ける。
これもしょうがないな、こう言うこともある、感謝する
この矢印!←→方向転換をすぐにする!
これが修行。
この修行は繰り返すことで感覚をつかめるようになるそうです。
怒りや悲しみの矢印はすぐに方向転換を、
その矢印の方向に人生がある。
これもしょうがない、この悲しみもいつかは癒えると言う考えになれば、
自然と人生の方向は良い方へ向いていく。
日常で実践しているとどんどん良い方向に向いていくのだそうだ。
これは出来る!!すぐにでも出来る!
この修行やってみようと思います。
二つ目
他人が見てない時でも、だらしなくならないと言う修行
1人でいる時、皆さんはどんな感じですか?
私は日常から横になることは寝る時以外はあまりありません。
一人でいる時の空間、誰もいなくても座ってテレビを見る、背筋を伸ばす、一人を慎む
要するにオンとオフがないようにする。
この修行をすることで、自分の裏の生活を隠すことがなくなります。
人を前にした時、その裏の生活は隠せないものだそうです。
隠すものがなければ、誰の前に立とうと話そうと自分に自信を持って立つ、話すことができるのだそうだ。
私は生きること、死ぬまで生き続けることが修行だと思っています。
でも、それは皆同じ。
日頃の生活の中で、自分を高めていくことは、自分しかできないこと。
この二つの修行、やってみようと思います!
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